diary

ダイアリー

2018.10.11

パーマのこと

美容院で何気なくしているパーマなぜもともと

カールがないところにカールができるのか

気になったことはありませんか?

今回はパーマの仕組みのおはなしです。

髪の毛の成分は、皮膚や爪と同じケラチンという

タンパク質でできています。

そしてこのタンパク質は18種類のアミノ酸から

構成されています。

その中で最も多く髪の毛に

含まれているの「シスチン」です。
シスチンのシスチン結合は切り離したりくっつけたり

することが出来ます。

実はこの特性を用いてパーマをかけることが出来るのです。

多くのパーマ液1は剤と2剤に分けられ、

まずロッドを巻いて髪の毛のカール感を決めます。

1液→髪の毛の中のシスチン結合のつながりを切り離す

2液→切り離したシスチン結合を再びくっつける。

※2液は2度づけすることで

シスチン結合がよりしっかりと結びつく働きがある。

このような流れがパーマを作りの基本となります。

ホット系パーマ、、デジタルパーマの

デメリットもご紹介していきます。

ホット系パーマはロッドをあたため使うため

根本付近からのウェーブはつけれない。

つまりトップの方にボリュームを出すようなスタイルを

作ることは難しい

またパーマの持ちが良い分

短期間での繰り返しの施術が難しい

(熱を加えるパーマは髪の毛にかかる負担も

大きいため髪の毛の質感がより

硬くなるおそれもあります)



ホット系パーマの良いところも

たくさんありますがまだまだ髪の毛に

かかる負担を軽減することは難しく

一度かけるとスタイルチェンジも

難しいためcouleurではお取り扱いを

しておりません。



カラーを含めパーマもまた薬剤を

髪の毛につけて内部の構造を変化

させることによって生み出すものです。

より髪の毛に負担なくヘアを

楽しんでいただけたらと思います。