「たかが独り言、されど独り言」#5「私にとっての音楽」

音楽の楽しみ方は千差万別だ。
好きなアーティストのライブ、フェスに行く、気分を上げるため集中するために聴く、ただ流してるだけ、人それぞれだと思う。
まぁどれも正解なんだけどネ。
私はライブに行ってもみくちゃになるなるのが大好きだ、なんだったらずっとそれで育ってきた。
流行病が一旦落ち着いて声出しも解禁されて最近は遊び呆けてばかりだ。
ただ、もみくちゃになるとは別でもう一つ私には楽しみ方がある。
それは「あなたにとっての音楽」を話し合う事だ。
それは、好きなアーティスト、曲を教え合うこととは少し違う。
「この曲いいよ」と勧めるよりも先に、どうしてそれを聴くのか、どんな時に必要なのかを聞く。
1人で泣きたい夜にしか聴けない曲。
通勤電車で気持ちを切り替えるための曲。
何も考えたくない時に、ただ流しておく曲。
話してみると、音楽の話なのに、その人の生き方や、弱さや、癖みたいなものが滲み出てくる。
ライブに行かなくてもいい。
音楽に詳しくなくてもいい。
「これしか聴かないんだよね」でも、全然いい。
その人がその音楽とどう付き合ってきたかを聞く時間が、私はたまらなく好きだし、愛おしく思う。
正解不正解を決める必要もないし、優劣をつける気もさらさらない。
ただ、「そういう楽しみ方もあるんだな」と知ることで、自分の世界が少しだけ広がる。
もみくちゃのフロアで叫ぶ夜も好きだし、静かな場所であなたの音楽観を聞く時間も、同じくらい愛おしい。
だからこれからも、あなたの楽しみ方で「音楽」を。


